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ミカ天部活動

日々作ったお菓子と部員ひとりなクラブ活動を記録していきます。

2024'05.10.Fri
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2012'07.07.Sat
なかなかブログの更新ができてませんでしたので、ちょっと前(6月4日)開催の第23回部活動報告です。

じめじめする天気が続いて、重いお菓子はちょっとキツい季節。
今回のお菓子はアールグレイの紅茶を使ったふんわりしっとりしたケイク。
濃く抽出した紅茶と、ひいて粉にした茶葉、両方を使って薫り高く仕上げます。
このケーキ、卵とはちみつをたっぷり使って、カステラのような製法で作ります。
断面を見ただけで想像がつくと思いますが、それはもう、ふーーーんわり、しーーーっとり。
うっとりするような食感です。

きめ細かく仕上げるには、卵の泡立てが重要。
ミキサーの高速でめいっぱい嵩を増やした後、今度は低速でゆっくりじっくりキメを整えるのです。
大量の仕込みのとき、私はメランジュール・ロボを使っているのですが、このケーキ全量で卵8個使用したため、メランジュール・ロボのボウルから危うく溢れるとこでした。
これくらいの量になると、粉合わせも大変。
大口径のボウルに生地を移し、カードで一気に、それでいて優しく混ぜ合わせます。
すごい量なので焼くときもダイナミック。
天板の面積いっぱいいっぱいになるようにカットしたボール紙のお手製角セルクルを使って、26cm×22cmのケイクが2台焼きあがります。

大胆に焼きますが、仕上げまで大胆なのはいただけません。
表面は抽出した紅茶とレモンで爽やかな風味に仕立てたグラス・ロワイヤルでちょっぴりおめかししました。
四角よりちょっとお洒落に見える三角形にカットして。
このあとはいつものごとく、40~50個のお菓子をひとつずつOPPフィルムで包装します。
が。
この三角形という形、とても包みにくいのです。

今回のように、大量のお菓子を作ると実は包装するのがいちばん大変、ということもしばしばあるんです。
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2012'06.14.Thu
苺の時期も最期の方になると、露地物の小粒で酸っぱい苺が出回るようになります。
こういう苺でジャムなどの加工品を作るととっても美味しいんですよね!
定番のジャムもいいですが、私は今回、セミドライの苺にしました。
途中まではジャム作りと同じ、お砂糖をかけて一晩おいて、水分を出します。
翌日火にかけてさっと(10分くらいかな?)煮たら、シロップと果実に分けて、果実の方は低温のオーブンで乾燥させます。
シロップはゼリーにするととっても美味。
ソーダで割っても「なんでこういう苺ソーダ売ってないのよ!めさめさ美味いじゃないの!」って美味しさです。

さて、時間をかけて作ったセミドライの苺、これを使って「おやつ倶楽部」向けのケーキを作りました。

苺といえばやっぱりお似合いなのはミルク。
ふんわりケーキにはスキムミルクをたっぷり使って、バニラとミルクの香りがいっぱい!
甘酸っぱさと香りが凝縮した苺とのハーモニーは、やっぱり定番中の定番です。
定番な組み合わせ、ではあるけれど、手間隙かけた手作りでしか味わえない、とっても贅沢な一品です。
2012'06.11.Mon
20回と21回の部活動、入れ替わっていました。
今記録を見返したら実際は20回がスティックチーズケーキ、21回がウィークエンドだったのです。
そしてウィークエンドの回はもう1種類作ってたのですが載せるの忘れました。
IMGP1127.jpg
ブラウニー。
これも「ちいさなレシピを1ダース」のお菓子です。
レシピどおりに作るともう少しふんわりしているのですが、私のはしっとり系です。

ブラウニーというお菓子、「チュウイー」なタイプと「ケーキィ」なタイプがあります。
チュウイーは「くちゃくちゃした」って意味で、日本人からすると「生焼けじゃないの?」って感じの仕上がり。
ケーキィはそのまま、ケーキみたいな。これは日本人が想像するブラウニーかな。
アメリカのブラウニーミックスの箱の裏を見るとチュウイーなレシピとケーキィなレシピがそれぞれ載っていたりします。
アメリカ人はチュウイーなブラウニーが好きな人が多いようです。

私のはケーキィとチュウイーの中間。
ブラウニーを作るとき、いつもやるのですが、まだ暖かさが残っているうちにラップで包んじゃうんです。
しっとり、焼いた生チョコみたいな食感になります。
今回、チョコレートはビターを使って、ミルクチョコのチャンクを混ぜ込んでダブルチョコにしました。
そしてナッツの王様マカダミアを贅沢に。
リッチきわまりないブラウニーです。
2012'06.10.Sun
ほぼ日で始まったなかしましほ先生の連載企画「ちいさなレシピを1ダース」
超!ハマっています。
毎週1つなかしま先生が140文字のレシピをツイートします。
それを我々は作って撮って「#LR1」タグつけてツイートします。
「#LR1」で検索するとみんなが思い思いに作ってます。
同じレシピからなのに十人十色。見てるだけで楽しい!
でも参加するともっと楽しいんです。
そんなわけで今回の「おやつ倶楽部」は「ちいさなレシピを1ダース」企画に参加がてら作ったヨーグルトチーズケーキ。レシピはこちらです。

IMGP1119.jpg
私はすこしアレンジしてボトムをプラス。
20cmのスクエア型で焼き上げたあと、バー状にカットしてキャンディ包みにし、可愛いチーズケーキバーにしてみました。
ちなみにこのボトムもなかしま先生のレシピのアレンジ。
とてもくわしいおやつのレシピで作り方が詳しく紹介されていた黒ゴマスティックの「ごま」を細かく刻んだクルミに変えただけです。
黒ゴマスティックはスティック状に成型するため、麺棒で薄く延しますが、今回はボトムなので生地をちぎりながらスクエア型に敷き詰めて、ちょっとぎゅっぎゅっと指で押さえればOK。
そのまま焼くと浮いてきてしまいますので必ずフォークでピケして。
ピケ後黒ゴマスティック同様に焼いて、冷ましておきます。
完全に冷めてから、出来上がったヨーグルトチーズケーキの生地を流し、あとはレシピどおりでOK!
全粒粉が香ばしく、ボトムだけでも美味!

チーズケーキはやっぱり大人気。
1ダースどころか2ダース以上もの量持って行きましたが、終業時間までにはみんななくなってしまいました。
2012'06.09.Sat
ブログの更新がおっつかないのですが、毎週月曜日、職場にお菓子をお届けする「おやつ倶楽部」の活動は休まずずっと続いていますよ!
先日、社内報の取材がきました…社内報に載せてもらえるのかどうかは教えてもらえませんでしたが、宣伝、よろしくお願いします!

さて、今回のケーキは「ガトー・ウィークエンド」です。

何を隠そう、私、大学は仏文学科だったのですよ。
…ぜんぜんフランス語覚えてないけど…(だめすぎ!)
でも辞書は持っておりますので、「週末」を辞書で引いてみると「weekend」と書いてあります。
ヘンだと思いませんか?「weekend」って英語だし!
実はフランス語には「週末」って言葉がなくて英語の外来語「weekend」で表現するんです。
で、「ガトー・ウィークエンド」とは、週末旅行に持っていくことから名付けられたようです。
フランスではgateau de voyage(旅のお菓子)と言って、自分が好きな日持ちのするケーキを1本持ってでかけて、出先でスライスしてお茶の時間に食べるというような習慣があったそうです。
本来のガトー・ウィークエンドはカトルカールの配合で小麦粉・卵・砂糖・バターを混合しレモンのゼストで香りをつけたどっしりしたケーキです。
今回のレシピは配合はほぼカトルカールですが、バターの一部をサワークリームに置き換え、ジェノワーズに近い卵の共立て製法で焼き上げました。
なので口当たりはふわふわ、バターがしつこいこともなく、ひんやり冷やして食べても美味しい初夏向けのケーキです。
そしてこれはお友達に教えてもらったのですが、共立て法ではドライフルーツ等を入れることはできませんが(沈むから)、その代わり果汁を混ぜ込むことが可能です。
このケーキにはレモンの果汁をかなりたっぷり、酸味を感じるほどに加えました。
それと、今の時期はあまり生の国産レモンがありませんから、時期にコンフィにしておいた清見タンゴールのゼストをペーストにして贅沢に加えました。
清見は果実も美味しいですが、皮の香りも最高ですよね。
そしてウィークエンドの定番仕上げといえばグラス・ア・ロー。
粉砂糖を水で溶いたペーストを塗って高温のオーブンで乾かしますが、私はグラス・ア・ローをトレハロースとレモン果汁で作っています。
本来グラス・ア・ローはしゃりっとした砂糖の塊ですから、甘みが強いのですが、トレハロースを使うと甘みが少ないためむしろ酸味を感じる仕上がりになるのです。

すこし汗ばむような季節にぴったりな「すっぱい」ウィークエンド。
バターケーキの重たいイメージが変るケーキです。
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プロフィール
HN:
ドリー
性別:
女性
職業:
会社員
趣味:
お菓子作り
自己紹介:
ついに製菓衛生師免許を取得しました!
凝り性のにゃんこラヴ。ときどき編物。「ミカエルの天秤」やってます。
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